【初心者】株式投資のチャート分析法!
株式投資のチャート分析とは?
株式投資でのチャート分析は基本的には短期での取引で使うことが基本です。
中・長期での投資では短期的な要素は必要とせず投資する企業の業績やその企業の将来がいかに右肩上がりに良くなるかが重要です。
中・長期での投資は「株を保有し続ける」つまり株を持ち続けてその企業のオーナーとして企業に期待するという事になります。
しかし、短期的な取引は株価の変動で「利ざや」を取り事が目的で逆にその企業の業績などは関係ありません。
短期での取引で必要なのは、その企業株の取引数でつまり株に対する需要と供給が重要になります。
その需要と供給を分析するのに必要になるのが、チャートと呼ばれる表になります。
このチャートは過去の値動きを一目で見ることが出来る便利なものでこのチャートを分析する事で短期的に買われるのか売られるのかを見ることが出来ます。
分析出来ると言っても必ずその動きが分かるというものではなく未来の株価変動を「予測」するものなので経験値や知識が必要です。
チャート分析の経験値はシミュレーションで!
経験値は実際の取引で得られるものなので、やってみないと分からない事だと思いますが、最近は株式投資をシミュレーション出来るものが増えました。
スマホアプリなどで実際の銘柄をシミュレーションで購入し実際の株価変動を使って利益と損失を体験出来ます。
もちろんシミュレーションでの取引ですので、自身の資金は一切増減しませんが実際にチャート分析した銘柄が利益を出せたのかを体験出来ます。
そのシミュレーションでなぜ利益が出たのか?逆になぜ損失が出たのか?を検証も出来る為、短期での取引を考える方には有難いアプリです。
実際に取引しようと考える取引画面とは違う可能性が高いので、そのシミュレーションアプリと取引に使う証券会社の取引に使う画面などを照らし合わせながら使ってみると良いでしょう。
初めから自身の資金を使うのが不安に感じる方には非常に有効で少しでも自分の分析に自身を付ける為にもいいでしょう。
他にも最近取引が上手くいかない方なども負のループに陥っている可能性が高いので、取引を止めてシミュレーションで検証してみるのも良いでしょう。
新たな発見が出来る可能性があるうえに、自身の資金は減らずに検証が出来るという状態ですので、今までの不安解消にも使えます。
チャート分析の練習はスマホアプリのシミュレーションでやってみてください。
知識は書籍か投資経験者から
知識を得る事は正直難しくありません。
本などの書籍で色々な知識は得られるので非常に有効ですので購入をオススメします。
他にもYouTubeなどで株式投資をしている方が手法や知識を動画で解説していますので、それを参考にしてみる事もオススメします。
他にもSNSや色々な情報があり混乱してしまう可能性がありますので、まずは書籍が有効です。
その書籍で分からない用語や手法などを質問したい!というときは証券会社のサポートセンターがおススメです。
前回の投稿でも解説しましたが、証券口座の開設は無料ですので株式投資を始めたい方はとりあえず口座開設をしておけば、すぐに始めることが出来ます。
先ほどのサポートセンターも口座開設をして株式投資初心者の方に分かりやすく教えてもらえますので、活用すると良いでしょう。
チャート分析の方法とは?
株式投資のチャート分析は簡単!
株式投資でのチャート分析は大きく分けて3種類あります。
まずはローソク足を分析するローソク足分析(テクニカル分析)と移動平均線等のインジケーター分析、最後に相場に参加するトレーダーの心理を取り入れて分析するファンダメンタル分析です。
3つの分析方法でどれが一番良いのか?というところですが、これは取引する期間や方法などで変わってしまうので、これ!というものはありません。
トレーダーによっては3種類ともしているという方もいれば、1種類しか使わないという方もいますので初心者の方は1種類ずつ試してみるのも良いでしょう。
先ほどのシミュレーションを使いながら、検証する事で自身にあった分析方法や組み合わせがあると思いますので検証してみましょう。
まずは1種類をしっかり検証する
先ほどの検証も一回限りの分析にせず数週間から1か月ほどを最短の検証期間としてみる事を推奨します。
数日の検証では合っている分析方法なのか分からない事と偶然に利益をあげ続けてしまい実践で損失を出してしまう可能性があるためです。
プロの投資家の方でも取引した銘柄の分析は利益が出てもしっかりとしていますので、株式投資で利益をあげ続ける為にもしっかりと分析しましょう。
チャート分析は覚えれば必ず良くなる訳ではなく、その銘柄で合うかどうかを検証出来る様になることが重要です。
自身に合う分析方法とその分析方法が本当に合っているかをしっかり検証しましょう。
最後に
チャート分析はあくまでも予測の物差し
チャート分析を絶対のものだと信じて結果的に損切り貧乏になる方が多くいらっしゃいます。
チャート分析はあくまでも物差しの役割で「大体この価格まで買われるかな?」や「ローソク足がこの形だから売られるかな?」というような使い方が良いでしょう。
チャート分析はテクニカル分析という部類で機械的に売り買いを意識するための指標ですのであくまでも予測の範囲を超えないようにしましょう。
企業の業績が予想以上に良い場合は、チャート分析は機能しない可能性が高くその逆もしかりです。
インジケーターなども同じでこの値まで来たら売られるや買われるを判断すると損失を生む可能性があります。
ファンダメンタル分析はその銘柄の注目度やその株の企業情報で事前に良し悪しを知っておく必要があり分析に多くの情報を必要とします。
情報不足や注目度が思ったよりも少ない場合は十分にありますので、必ずはありません。
チャート分析の際は「分析」・「検証」・「実践」を繰り返して行う事で価格の動きだけでこれから買われえるか・売られるかが分かるようになります。
これが経験値になりますので、しっかりと経験値を積んで短期取引にチャレンジしてください。
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