損せず株主優待を得る方法
優待はおいしいサービス!
株主優待は非常にお得なサービス
株主優待は株式投資でほしい優待がある企業の株銘柄を買い付ける事で手に入ります。
株主優待の取得方法は優待の権利付き確定日に株を保有していれば貰えますので非常に簡単です。
この権利付き確定日とは株主優待を貰ううえでこの日に株を購入し、翌日に手放した場合でも株主優待を手に入れることが出来ます。
つまり、株主優待のみ欲しい場合は株の所有は一日だけで問題ないので違う銘柄に資金を投資したい場合は非常に有効です。
株主優待は様々な種類があり飛行機をよく使う方は、航空系の株主優待で代金が半額になる優待券や家電などを買い替えたい時など家電系の株主優待でお得に買う事が出来たりと良いこと尽くしです。
100株だと多くの優待が望めませんのである程度沢山欲しい方は、資金が必要になりますが、コツコツと優待を貯めるのも有効でしょう。
先ほどの家電だと買い替え時期を見越して、少しずつ貯めていく事も良いでしょう。
食品系の株主優待だと商品で貰う株主優待もありますので、株主優待を活用して日々の生活をより良く出来るアイテムになります。
損失が出るかも?優待の取得!
株主優待の取得に取引をする際に気を付けることは、株主優待の権利確定日は多くの買い付けが発生し株価が高騰する傾向にあります。
株主優待もその企業の業績によってはより良くなったりと注目を浴びる可能性が高まったり、企業の新商品をお得に買うために株主優待を取る可能性もあります。
この事から権利確定日の株価高騰が予想されますが、逆に確定日から翌日は売却に転じる事も予想されますので、高値で買い付けをしてしまった方は直ぐに株を手放さないと大きな損失に繋がります。
その損失を最小限に抑え場合によっては利益をあげる事も可能になる可能性もありますので、ご紹介したいと思います。
株主優待の取得で損をしない方法
確定日に備えて先買い
株主優待の権利確定日付近は株価が高騰しやすくストップ高で株の買い付け自体が出来ないことがあります。
これを回避するために事前に株を購入しておくと買い付けが出来ない事態を回避出来ますし高値での株買い付けも回避出来ますので有効です。
権利確定日以降の売却も「逆指値」注文で利益の出る価格で注文し売却出来れば株主優待と株の売却益が出ます。
2つの利益が出ますので大きな利益と入れるでしょう。
注意点は権利確定日までの間売ることが出来ないので、資金的に他の株へ投資が出来ません。
株価が高く資金が潤沢にない方は、株主優待を得れる数が減ってしまう可能性があります。
資金が少ない場合の株主優待獲得方法
資金が余りない方はギリギリまで他の売買で利益をあげ権利確定日付近で目的の株を購入したいと考える方は多いと思います。
その場合は株価が上がった状態での買い付けになる場合が予想されるので、権利確定日後の売却で損失が出る場合があります。
その損失を抑える事が出来る方法が「つなぎ売り」です。
つなぎ売りは信用取引の「空売り」を利用した方法で、権利確定日以降の株価下落を使い自身の買った株の空売りで「買い」と「売り」で損失を相殺する手法です。
この方法を使えば高い位置で買ったとしても下落する可能性が高いので買った株の売却後、すぐに空売りで出せば損失が無くなり株主優待権利だけ得ることが出来ます。
注意点としては、空売りは「信用取引」が出来る状態が必須です。
信用取引は口座の残高が、30万円以上必要になり逆に口座残高が30万円以上だけで出来ますので難しくはありません。
口座残高が30万円以下でも株を保有している方で株を担保に信用取引が出来る場合がありますので、証券会社の条件をしっかり確認しましょう。
同じ銘柄の株主優待が欲しい場合は?
毎年、株主優待の権利は2回あるのが一般的ですが、株主優待の権利日に毎度同じ株を売買している方は株を長期保有するのも方法のひとつです。
なぜかと言うと株を長期保有している方の特権として、株主優待が優遇される場合があります。
普通だと100株では貰えない商品や品数を貰える場合がありそちらもお得です。
常に同じ銘柄の株主優待が欲しい方は長期保有で株主優待を貰いましょう。
注意点と気を付ける点としては、株を長期保有する場合は株価が高い位置で購入してしまうと含み損という状態での保有になります。
売却しなければ損失としては出てきませんが、売却がしたくなった場合損失を出してしまいます。
株の長期保有をする場合でも、出来るだけ割安のタイミングで仕込む方が良いでしょう。
気を付ける点としては、その株を保有状態になりますので、資金として他の株を買うことが出来ません。
その株が元々高い場合で資金のほとんどを使わないと保有出来ない場合は、ほかの株が取引出来ないので株の売買で利益を稼ごうという方は1株当たりの価値を確認して保有する必要があります。
自身のお財布の中身と株価、株取引で自身はどのような取引のスタイルなのかをしっかり考えたうえで株の買い方を検討しましょう。
長期保有に必要な資金と資金が無い場合でも株主優待を損失無く取り方法でバランス良く株主優待をゲットしてください。
最後に
投資は資金力があれば取引に幅が広がる
資金のある方は投資のスタイルももちろんですが、中・長期保有株と短期取引株の資金管理をしっかりと行い損失が出ないように気を付けるようにしましょう。
この管理を「ポートフォリオ」という円グラフを使って管理出来ますので、自身の保有株と口座残高をしっかりと確認する習慣をつけておくとなお良いでしょう。
資金力は株式投資以外でもあって悪いことはありません。
しかし、どれだけ資金があっても正しい知識と方法を知っていなければ、資金を無くすばかりで意味がありません。
投資は「稼ぐ」ではなく、「減らさない」が重要ですので資金管理を意識して取り組んでいきましょう。
資金が減らなければ、悪くても「増えないだけ」で良い場合は「利益が増える」になりますので安心して投資に資金を使えます。
先ほどのポートフォリオを意識して自身の資金を管理し保有している株の企業業績を監視して、余った資金で短期取引をする意識を身につけましょう。
短期での取引で使える分析方法などは次回以降でご紹介いたします!
コメント