テクニカル分析とは?
初心者にもわかるテクニカル分析!
テクニカル分析はFXでよく使われる!
テクニカル分析はトレーダーの相場観や精神的な要素を含まないで過去のデータを基に数値化等したものを反映してトレードする場合に使う分析方法です。
簡単に言うとファンダメンタル分析の逆と考えて頂ければ分かりやすいです。
「ダウ理論」や「ローソク足分析」もテクニカル分析に含まれていますのでほとんどのトレーダーは使っている分析方法です。
さらに言うとファンダメンタル分析とテクニカル分析を合わせて使っているトレーダーがほとんどだと思います。
テクニカル分析はトレーダー毎に使うポイントや使う頻度、果ては裁量無しのテクニカル分析のみのトレーダーといます。
もちろん裁量のみでトレードされているトレーダーもいますが、ほとんどのトレーダーは何かしらのテクニカル分析を使っていますのでトレードには非常に効果があります。
それでは、テクニカル分析について解説いたします。
よく使われるテクニカル分析
基本のひとつ移動平均線
一般的に使われているテクニカル分析としてまずは「移動平均線」が一般的によく使われています。
移動平均線は過去の平均値から表されるもので例えば、過去5日間の終値の平均値であらわされているものを「5日線」など言われます。
移動平均線は長期間の移動平均線と短期間の移動平均線の2パターンが一般的です。
おススメの設定期間は「25・75・200」をおススメしますが設定は色々な情報と自身のトレードスタイルに合わせた移動平均線が良いかと思います。
先ほどの数値はあくまでも参考ですがイメージ的には短期と長期の数字より長期寄りの設定数になります。
ダウ理論は前回の投稿でご紹介しましたがテクニカル分析もよく使われる分析方法ですので覚えておいて損はありません。
ダウ理論は上位足の動きが下位足に影響していき、相場を動かしていくものです。
それと合わして使われるのが「エリオット波動理論」でこちらは相場の動きは上昇下落の形が一定の規則性が有ると考える理論です。
「上昇はゆっくり確実に上がっているが下落は急落し揺り戻しがある」というように言われています。
他にも「酒田五法」などがある「ローソク足分析」があります。
ローソク足分析も前回の投稿でご紹介させて頂いています。
移動平均線やエリオット波動と合わせてよく使われる分析方法です。
形を覚えるだけで使える使い勝手の良い分析方法で好んで使われるトレーダーも多くいらっしゃいます。
以上がよく使われるテクニカル分析方法になります。
他にも色々なテクニカル分析方法がありますのでまたご紹介出来ればと思います。
フィボナッチ分析
今までご紹介したテクニカル分析は比較的使いやすく数値を入力するだけや形を覚えるだけで使えるものでした。
フィボナッチを使っての分析は元々決められた数値を相場の高値安値に当てはめて使うものですが、これは「黄金比」と呼ばれるものを使って分析します。
フィボナッチはもともとフィボナッチ数列と言いFXでは「1:1:618」でチャートに組み込みその動きを予想するテクニカル分析です。
この比率は一般的に人間が自然に好む形になると言われており、実際の相場でもよく出現する形ですので取引にも使えます。
このフィボナッチでの分析する方法ですが、FXの証券会社で見るチャートではすでにツールとして入っていることがほとんどです。
そのツールを直近足の5分足などで見ることは少ないですが、1時間足や4時間足などで使う事は多く、ローソク足が上昇の場合は直近の高値を始点に直近の安値へと引きます。
これはツールでの使い方ですのでそのツールにフィボナッチの数列が入っています。
線を引くだけで数列を確認できます。
上昇の場合は、高値から安値へ下降の場合は逆に安値から高値へと引くだけですので誰でも簡単に引けます。
高値と安値を結ぶと最適な数列が表示されるのですが、よく意識されやすいのは先に述べた比率の「61.8」の値です。
この数字で反発などの転換が行われやすく上位足で特に急な値動きが発生しその返しがフィボナッチで再度転換しやすい事があります。
他にも「38.2」や半分の「50」などが意識されやすい値になっています。
フィボナッチは数列での判断なので水平線やトレンドラインといったものより反発するかしないかの判断材料としては乏しいと考えられます。
例えば、水平線と「61.8」の値が同じ位置にあるなどすれば逆に転換の根拠が強く意識されるという補助的な使い方が有効と思います。
もちろん、フィボナッチでの分析に重きを置いているトレーダーもいるはずなのでそこも考慮しながら分析すると良いでしょう。
相場観を知る方法
ダウ理論やエリオット波動は必須!
基本的によく使われているテクニカル分析はダウ理論やエリオット波動などが意識して使われている事が多いと考えられます。
実際の相場の状況や相場参加者の数にもよりますが、多くは先の2つが意識されています。
ローソク足分析やフィボナッチでの分析はポジションを取るのに使う場合や相場の転換点を予想したりなどに使われます。
相場の動きやトレンドはダウやエリオット、ポジションを取るために相場の転換点を分析します。
ローソク足分析やフィボナッチなど大きな役割分担をして取引すると作業的な行動がとれるのでオススメです。
他にもテクニカル分析の手段がありますので今後の投稿でもご紹介いたします。
最後に
トレーダーのほとんどはテクニカル分析を使う
今回はテクニカル分析とは?という事でよく使われる分析方法を解説いたしました。
過去の投稿にはもう少し詳しく解説した記事があります。
そちらも併せてご覧いただけると幸いです。
テクニカル分析はFXや株式投資などで使われる有効な分析方法ですが、あくまでも予想をするもので必ず分析している通りになるとは限りません。
しかし、テクニカル分析を組み合わせて有利な位置でポジションを取れば大きな利益を取ることが出来るので「負けない投資」になります。
「損小利大」を意識して損が出ても小さく十分に待ってからの利益が出来そうな位置で利大を考えていきましょう。
そのためにはテクニカル分析は大きな武器になります。
コツコツと実践しながら学習してみてください。
コメント