おススメの株式インデックスファンド3選
良い株式インデックスファンドの基準
インデックスファンドの良い・悪いは基本的に手数料と利回り率になります。
業績が良いインデックスファンドはもちろんですが、手数料が高いとせっかくの利益が目減りしてしまい勿体ないです。
少しでも手数料が安い商品で利益率が良く業績も良いものを選ぶことが重要になります。
手数料の目安ですが、手数料等が0.5%以下になる銘柄が手数料の安い良い商品の基準になります。
0.5%とは1000万円を買い付けた時に年間5万円ほどの手数料で利回り配当が貰えるとお考え下さい。
次に利回り率ですか、年間で3~5%の利回りが基準に利回り率が良い銘柄の基準になります。
3~5%以上の利回り率が良い商品もあるかと思いますが、そこは手数料とその銘柄の業績を確認するようにしましょう。
業績の良い基準は常に右肩上がりで逆に右肩下がりになっている銘柄は悪い銘柄の基準になりますので買わない方が良いでしょう。
以上が、シンプルに良いインデックスファンドの基準になります。
それでは良い銘柄のご紹介ですが、こちらも先に述べた基準で選定していますので必ずこの銘柄を買いましょう!</span>というものではありませんのでご自身で吟味して頂きお選び下さい。
おススメの株式インデックスファンド3選その1
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
こちらの銘柄は最近ではよく耳にする事が多くなった商品でeMAXIS Slimシリーズのアメリカ株式でS&P500を株価指標に運用していく商品になります。
こちらをおススメする理由としてこのシリーズは手数料の安さが非常に良く0.2%弱で買い付ける事が出来ますのでお手頃です。
さらにNISAでも購入出来ますので、非課税枠での購入が可能ですので税金も掛からないという利点があります。
まさに長期運用に特化した商品になりますので、最初におススメしました。
他にも同じシリーズで全世界株式を対象にした商品もあり初期の長期運用に手を出しやすい商品になります。
長期運用は何十年と持ち続けたいと思う商品が重要ですので、とりあえず買ってみたいけどどの商品が良いか分からないという方には少しづつでも購入してみてはいかがでしょうか。
注意点としては、過去何十年と上がり続けているS&P500ですが、あくまでも株式を基準に取引するものですので暴落するリスクは有ります。
常に動きを監視しもし元本が削れてしまう可能性がある場合は売却も検討する事を念頭に購入してください。
おススメの株式インデックスファンド3選その2
SBI・全世界株式インデックス・ファンド
こちらの商品も先の商品と変わらず手数料の安さが非常に良い商品になります。
インデックスファンドの人気ランキングでも上位の商品に上がっていますので長期運用に関心の高い方が持っている商品になります。
商品名にもありますように全世界の株式から選りすぐった株式銘柄を取引していますので安定性のある商品です。
大きな利回りは期待せずに安定して確実に増えていくような運用になっていますのでリスク的にも軽減出来るでしょう。
NISAでも運用出来る商品ですので先のeMAXIS Slimと同様に少額で非課税枠投資の運用からでも始めるのも良いでしょう。
非課税枠をフルに使って税金対策をする事で余計な税金を支払う必要が無くなり運用の効果を最大限活かせます。
余剰資金の度合いにもよりますが、大きな余剰資金が無い場合はまずはNISAとiDeCoから始めてみると良いでしょう。
おススメの株式インデックスファンド3選その3
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)
こちらの商品は日本国内の株式を指標に組み立てられたインデックスファンドになります。
海外の株式や全世界の株式が不安と考えている方にはこちらの商品がおススメです。
この商品で国内株式の主要企業をおさえられ、海外の課税に対する不安が無いのが大きなメリットになります。
他国の利回りよりも低くなってしまいますが、先の不安が無い事とコストも低いので国内株式でお考えの方はこの商品で十分に賄えます。
国内株式に対して不安がある方もいらっしゃいますが、順調に成長しておりますので長期的にも安定性はあると考えます。
日経平均(日経225)を常に監視し変動により元本割れが発生しそうであれば売却も考えて資産運用しましょう。
(番外)株式では無く国債のインデックスファンド
ニッセイ国内債券インデックスファンド
こちらは国内の債券をインデックスファンドで運用する商品になっています。
債券なので運用率は極めて低いですが、元本割れをするリスクが少なく超ローリスク・超ローリターンの内容です。
先の株式インデックスファンドと合わせて資産の何割かを債券で持っておくと資産を無くしてしまうリスクを大幅に得られます。
債券インデックスファンドは手数料がネックになりますが、こちらの商品は購入手数料が無料ですので安心して始められます。
株式と債券の両方を持っておくのは長期運用では一般的ですので番外ですがご紹介させて頂きました。
比率としては、ここの資産運用によりますが、安心して資産を保つためには債券の比率を増やすのが安心です。
資産運用の利回りで生活の補助をお考えの方は利率が大きな要素になりますので株式インデックスファンドに比率を上げる必要があります。
国内・海外も全体的に保有する「分散投資」を取る事で大きな資産損失を招かない対策を取っておくと安心です。
最後に
資産運用と投資は違う?
おススメの株式インデックスファンド3選という事でご紹介させて頂きました。
株式インデックスファンドの運用は長期的に資産を増やすための「投資」です。
しかし、ほとんどの方が勘違いされているのが、投資とはFXや株式投資なども一緒のものと考える方がほとんどです。
実際の内容では書いてある通り「株式」インデックスファンドですので同じ投資にと考え投資を危険視しやるべきではないと思う方は投資の根本を理解すべきだと考えます。
今回のインデックスファンドは国や世界的に軸となる株式を選び機械的に取引をして資産を増やしてくれます。
しかし、俗に言う「トレーダー」は実際のチャートをリアルタイムで分析し自身の裁量で売買をしている投資家です。
トレーダーは自身の分析で決めるので大きな損失を被る事がありますが、利益を生み出す率も大きいものになります。
インデックスファンドは主要の株式企業を元に株の売買をしていますので大きな損失が出来にくく、大きな利益も出にくいのです。
ハイリスクハイリターンの投資と投機、ローリスクローリターンの資産運用を分けて考え資産運用に興味を持って頂けたらと思います。
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