【入門】ダウ理論とは?

為替取引(FX)

【入門】ダウ理論とは?

すごくシンプル!ダウ理論!

始めるなら覚えておきたいダウ理論

ダウ理論とはFXを始めるのに必要な知識になります。

 

内容をインターネットで調べても難しい言葉ばかりで初心者の方には難解な内容になっていることが多く分かりにくいです。

 

こちらの記事ではダウ理論の入門的な意味で簡単に解説していこうと思います。

 

基礎知識は必ず必要!

 

ダウ理論はFXの基礎

ダウ理論は色々な要素が総合的に考慮された時に自然と一定の法則を持ちながら動くことを理論化したものです。

 

今の内容でも分かりにくいとは思うのですが、嚙み砕いていうと世界の経済状況をFXのトレーダーが得た時に起こるトレーダーの分析と考えで相場が動いていますが、その動き方には規則性があるという事です。

 

若干意味合い的には間違っていますが、初心者の方はそのように思っておいてください。

 

要は人の心理状態で相場は動いているがその動きには規則性がありそれを理論的にしたのがダウ理論です。

 

ではダウ理論とはどういったものなのか解説していきます。

 

ダウ理論の仕組み

まず、知っていた方が良いのはFXに参入しているトレーダーはトレードしている時間や毎日トレードするデイトレーダー、週や月でトレードするスイングトレーダーとトレード方法が違います。

 

トレーダー毎に見ている視点が違うのでトレードするタイミングも変わってきます。

 

しかし、どのトレーダーも注目する点が存在し、その点には多くのトレーダーがトレードをします。

 

すると、多くのトレーダーがトレードする中で価格が上がるのか下がるのかを予想しないといけません。

 

予想は上がると思うトレーダーが多ければ上がり、下がると思うトレーダーが多ければ下がってしまうのです。

 

その状況を「チャート」を観察し分析するのですが、その時に世界的な経済状況も併せて分析されます。

 

よく、「経済指標」という各国の経済状況を発表しその国の経済状況、例えば雇用の状況や逆に失業者の状況などを考慮してトレードする方向を決めます。

 

の大衆心理と経済状況やトレード方法などで一定の法則を持って価格の上昇・下落を繰り返していきます。

 

チャートでの分析方法

仕組みとしては先の通りが考慮されトレーダーの分析や大衆心理が大きく働き値動きが一定の法則性で動いていることをお分かり頂けたと思います。

 

それでは、本題になるチャートを使っての分析方法ですがこちらは前回の投稿でご紹介した「水平線」を使って分析します。

 

「水平線」を基本として水平線と合わせて使うのが「トレンドライン」になります。

 

水平線高値と安値の位置に引きます。

 

高値と安値とは価格が上昇・下降をしたときに、一定の価格で反転し価格の動きが変わった地点です。

 

これが、ダウ理論の仕組みでご説明した一定の規則性でダウ理論が考慮され値動きを形成しています。

 

その値動きの方向性を確認や分析をするためにトレンドラインを用いて分析していきます。

 

トレンドラインは基本的に転換点を支点にしてします。

 

上昇トレンドであれば、安値と安値を線で結ぶ先が上昇の線になっている場合は上昇していくことを示唆しています。

下降トレンドはその逆で高値の始点と戻してきたときの高値を結ぶと下降トレンドラインを引けます。
そのトレンドラインを抜けて値動きしている時は転換の形を形成しようとしていたり、トレンドの勢いや終わりを示唆しています。

 

このトレンドラインと水平線をチャートで引き、値動きを観察しながらこれからの上昇・下降を分析・予測し利益を狙う「値幅」を決めてポジションを取っていくのです。

 

他にも傾向としてよくあるのが、例えばトレンドラインの角度が急で駆け上がるような値動きをしている時、上昇・下降した先に水平線がありその水平線をブレイク(水平線を抜けていく事)して上昇・下降の勢いが強くトレンドが継続する可能性が高いことが分析したりできます。

 

今の例で、逆パターンがあり、同じく駆け上がるような値動きをしていたにも関わらず急な失速をして、水平線を超えずに転換してしまうパターンもあり似たパターンでも逆の現象が起こる事があります。

 

そこで、ダウ理論を用いて分析しますとなぜ似たパターンで違う動きをするのかが分析できます。

 

ダウ理論の波動

ここで解説するのが、ダウ理論の形を知っている事が第一に大事になります。

 

その形とはトレンドを形成するときは前回の高値・安値を更新(ブレイク)していった先に一定の価格で転換し更新した箇所でまた転換してさらに高値・安値を更新していく「レジサポ転換」をしていくというのを覚えて頂きたいです。

 

そのレジサポ転換を「波動」と言い、この波動を解析すると初めにトレンドを作った値動きを「1波」と言います。

 

1波はそのトレンドの最初の勢いを作っていますので長く激しく動けばその先の値動きも大きく動き、短くなだらかな値動きだと動きは小さくなるので最初に波動を形成する1波が重要になります。

 

その1波が一定の価格で転換し逆に値動きを起こります。

 

これはトレンドの勢いが弱まって止まった時にここで一回逆に動くだろうと大衆心理や今までの値動きから分析し反転をします。

 

これを「2波」と言い、1波の戻しだと考えてください。

 

この2波は相場の状況にもよりますが、1波が水平線のブレイクであればそのブレイクした位置まで戻すこともあり、1波の半値まで戻すこともありこの予測は大衆心理などにより分析は難しいです。

 

この2波では戻ってきた後に次の転換を待ちトレンドに順じたポジションを取りたいトレーダーたちが準備しているのでポジションを取るトレーダーは少ないことが多いです。

 

そして2波がまたトレンドに沿って転換するときに先ほど準備していたトレーダーが一斉にポジションを取るので大きく値動きしやすいです。

 

これが「3波」と言い、一番トレンドが伸びるタイミングで多くのトレーダーは利益を求めてポジションを取ります。

 

この後に「4波」「5波」と続きますが、3波ほどの勢いが収まっていき5波でトレンドの終点を形成します。

 

つまり、ダウ理論として1~5波までが始点~終点になりそこでこれからの値動きを分析していくと水平線を超えるのか?反発するのか?を予測できるのです。

 

先の例えの中で3波のトレンド中で水平線があった時にその水平線はブレイクしやすいのが予想できます。

 

逆に2波の時に水平線があればブレイクがしにくいのが分かりやすいです。

 

このようにダウ理論はFXを取引する中では必要な知識だという事です。

 

最後に

今回の解説ですが、ダウ理論の仕組みをメインに解説させて頂きました。

 

仕組みを感覚でまず知って頂き、さらに深堀すればダウ理論の効果を実感しやすく活用出来るようになります。

 

今回はあくまでも初心者の方への解説ですが、さらに詳しく知識として必要でその方法は色々あります。

 

動画やSNSで学ぶことも大事ですし、「自己投資」という意味では書籍を購読することもおススメです。

 

動画の知識はこちらの投稿を見て分からないところや形として捉える為に活用し、書籍等でさらに深堀する。

 

このパターンで得た知識を実践で分析して分からなければもう一度動画や書籍を見直すをしっかり繰り返してスキルとして身に付ければと思います。

 

その最初の最初としてこちらの投稿を見て頂ければ幸いです。

【必須】FXの基本!水平線とは?

メンタル管理は投資に必要?

FX自動売買ツールは危険?



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