為替取引の基本水平線とは?

投資記事

為替取引の基本水平線とは?

基礎は最大の極意!

 

水平線はトレードの基礎

水平線とはFXを始めるうえで最初に学ぶ手法で基本中の基本になります。

 

ここでは初心者の方目線で解説していきますが、結論から言いますと基本であり極意であるとお伝えします。

 

なぜならばFXトレーダーが必ず使う手法ほとんどのトレーダーが水平線を頼りにポジションの約定と決済を決めるからです。

 

約定とはFXトレーダーが資金を投じる時に決めるポイントでそのポイントから上がるか下がるかを選び投じる資金(証拠金)の額を決めて約定します。

 

約定は証券会社的な言い方でFXトレーダーの方はポジションを持つと言い、買いの場合は「ロング」売りで入る場合は、「ショート」と言います。

 

例えば「ドル/円109円のポイントをロングのポジションを持つ」と言えば「ドルと円の通貨ペアで109円に価格が来たら買いで約定する」という意味になります。

 

次に決済についてですが、決済は文字通りでポジションを持った約定を決済する事です。

 

決済は「利確」「損切り」があり、利確は「利益確定」の略で予想通りの方向へ進んで行き利益が出た時に、システム上で決めた位置で利確することが出来ます。

 

もちろん、トレーダーがココ!というところで出来ますので自身が思う位置での決済で利益確定が発生する事があります。

 

損切りは予想と逆に動いたときにこちらもシステム上で決めたところで強制的に決済がされるのと、トレーダーがこれ以上はもったいないと考えた時に損切りされます。

 

損切りはそのまま「損失を切る」という事で予想と反対に動いていますのでその損失を少しでも抑えるためにする処置です。

 

以上はFXを始めるのには必ずトレーダーは考えてトレードをしていますので用語だけでもまず覚えておいて損はありません。

 

それでは、「水平線」について詳しく説明させて頂きます。

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基礎を極めれば応用が利く

 

水平線の引き方

水平線を引くとは文字通りでチャート分析の際にローソク足の「高値」と「安値」に引きます。

 

引くのは上位足から下位足の順に引いていくのが基本的な引き方で、横に一直線に引くようにします。

 

上位足とは日足・8時間足・4時間足など、一本のローソク足が持つ時間が長い方が上位足になります。

 

一本の足が1日(24時間)と8時間足だと一本のローソク足として日足の方が一本の時間が長いので上位足になります。

 

水平線はトレーダーがどこで約定と決済を入れるか「シナリオ」を考えるのに使うのですが、上位足に近い水平線が意識されやすい傾向にあります。

 

これはFXトレーダーのトレード方法に関係していますが、今回の水平線の解説には逸れるので割愛いたします。

 

覚えておくことは、上位足から水平線を引く事、上位足に合わせた水平線の方が意識されやすい事です。

 

高値と安値に引くとは?

水平線の高値と安値とはチャートを見た時にローソク足の山と谷になっているところです。

 

山と谷とはチャートが上昇していき一定の価格で下降したとき上昇と下降の切り替わりの地点で谷はそれの逆になります。

 

谷は下降していき、同じく一定の価格で上昇したところで発生します。

 

この山と谷は価格の切り替わり点意識されトレーダーはその切り替わり点より超えてくるかそれとも反発して逆の方向に動くのかでエントリーするのを売りか買いかを判断するので重要な分析箇所になります。

 

この分析をするのに水平線を用いてその分析する高値を超えているのか、反発しているのかを容易に知ることが出来ます。

 

特に上昇を続けている時や、逆に下降が続いているときに高値と安値を更新しながら進んで行くので、水平線の効果が出やすくなります。

 

上昇の場合は、水平線を超えて伸び続け一定の価格で下降した場合最初に超えた水平線で反発してまた上昇する「レジサポ転換」という動きをします。

 

レジサポ転換はレジスタンスとサポートの転換という意味で、レジスタンスとは反発という意味で、価格が上昇している時に水平線を超えられず反転して反発された状態を言います。

 

逆にサポートとは価格が下降している時に水平線を超えられず反転して支えられた状態を言います。

 

つまり、上昇を続けている時は、高値を超えていくが、価格が下降したときに超えた水平線より下の価格へ行かず反転して次の高値を超えていく状態になり、これを「上昇トレンド」と言います。

 

これも逆に下降し続けている時は、安値を超えていくが、価格が上昇したときに超えた水平線を上の価格に行かず反転して次の安値を超えていく状態になり、これを「下降トレンド」と言います。

 

高値・安値以外の水平線を引くポイント

基本として水平線の引くポイントは先の通り高値と安値になりほとんどのトレーダーは意識して約定・決済ポイントにしています。

 

しかし、ある一定の条件では高値・安値以外に水平線を引けるポイントがあり、それはローソク足が大陽線・大陰線が出ているポイントです。

 

大陽線・大陰線はトレーダーが上昇・下降方向に大量に約定しているのと、損切りポイントを置いていたトレーダーが損切り約定されたポイントになり意識されやすいポイントになります。

 

引くのは大陽線・大陰線の始点でこのポイントでほとんどのトレーダーが約定を入れてトレードしているのが分かります。

 

それではなぜこのポイントで効果があるのか?ですが大陽線・大陰線の始点は先ほども述べた通り多くにトレーダーが約定しています。

 

そこで一定の地点で反転しローソク足が戻ってきて大陽線・大陰線の始点まで戻ってきたときに始点で約定したトレーダーがまた反転させようとします。

 

ここで水平線を超えるか?反発するか?を分析すれば動いた方向にチャートは進みやすくなり、進む方向に約定すれば利益が取れるという「シナリオ」が考えられます。

 

実践で検証する

 

水平線を使ったFXトレード

水平線を使ってトレードするときは今現在のトレンドをしっかり確認し水平線が機能しているか過去のローソク足で分析します。

 

高値と安値を更新しながら進んでいるのであれば、水平線が機能しているのでトレンドの方向へ約定していれば勝率は高くなるはずです。

 

注意点としては「レンジ」という高値と安値が更新せず高値と安値の間を行き来している時はトレーダーがどちらへ動くかを探っている時ですので注意が必要です。

 

トレードは確実に勝てるところで約定し、次の水平線を更新するか反発するのか分析・確認して利確を決めてください。

 

もし、分析した結果と違った場合でも、なぜ違ったのかをしっかり分析し理解していけば勝率も上がり、さらには取れる利益も増えていきますので分析と検証は続けていくのが大切です。

 

最後に

為替取引の基本!水平線とは?という事で解説させて頂きましたが、他にも色々な手法やインジケーターと呼ばれる相場の状態を分析できるツールもあります。

 

しかし、水平線は基本!という事でどのトレーダーも必ず使います。

 

使い方を覚えて経験値を上げていくのはFXで稼ぐための第一歩になり、さらに極めれば最強の武器にもなりえます。

 

今はこの時間足の水平線が機能しやすいなどしっかり把握すればその水平線間の利益が見極められるようにもなります。

 

ぜひ実践で水平線を引きどのように機能しているかしっかり分析・検証し資金を増やしてください。



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